10月16日のお昼、千島列島の地震で「マグニチュード9.9程度以上」という緊急地震速報が出され、まもなく取り消されました。もし、あれが本当だったら、日本はどうなっていたのか。津波とゆれを計算しました(ショート「千島列島でM9.9の地震が起きたら?」の続編です)。
前編(ショート): h • 千島列島でM9.9の地震が起きたら?【シミュレーション】
※この動画の数字は、計算による予測(目安)です。マグニチュード9.9の国の想定はありません。実際の地震では、震源とずれ方で、高さも時刻も大きく変わります。浸水(陸に上がる水)は計算していません。
■ 章
0:00 オープニング
0:32 マグニチュード9.9って、どんな地震?
1:36 0分〜10分 ゆれ
3:07 津波 北海道
3:55 津波 東北・関東・西日本
4:48 世界へ
5:04 そのあと
5:47 おわりに
■ 計算の条件
・断層:千島海溝にそって長さ1500km・幅250km・傾き12度・ずれ平均60m(浅い所ほど大きく最大約83m)・Mw9.9・震源 北緯45.2度 東経150.7度・割れる速さ 秒速2.5km
・津波:地面の動きの式(Okada 1985)で海底の動きを出し、線形長波の式で計算しました(日本のまわり約1分ごと・太平洋約4分ごとの格子・海の深さ NOAA ETOPO 2022)。町の高さは、気象庁と同じく約15km沖の点の値を、グリーンの法則で水深1mの所に直しました。2025年7月のカムチャツカの地震の津波(観測6か所)で確かめ(相田の K=0.94・κ=1.44)、K で直しています
・ゆれ:司・翠川(1999)の式など(断層から約400km以内)。遠い町は、2011年の本当の震度から目安を出しました
・使わなかった数字:名古屋(湾の中で確かめができない)・室戸・ハワイのホノルル(沖の点が深すぎる)・えりも(割れ目の端で、国の想定より低く出る)